- カーネーションの名前の由来は?
- カーネーションと言えば?
- なぜカーネーションと名付けられた?
カーネーションは母の日の花として認知されています。
母の日の頃は花屋さんもカーネーションが多く飾られています。
カーネーションには色々な色がありますが、母の日に選ばれる色は赤。
ピンクや白も選ばれますが、選んではならないのは黄色のカーネーション。
カーネーションをプレゼントする場合は色にも気をつける必要があります。
カーネーションはガーデニングでも育てる事ができます。
カーネーションはどのような名前の由来があるのでしょうか?
目次
カーネーション
カーネーションの和名はオランダナデシコ。他にも、ジャコウナデシコ・オランダセキチクなどの名前があります。
カーネーションの詳細
カーネーションはイスラム世界で、バラやチューリップと並んで愛好された植物のひとつです。
国内には徳川家光の時代にオランダから伝来したと書かれていますが、この時は日本に定着せず寛文年間に再伝来しました。庭植えが可能で、半耐寒性の秋まき一年草として扱われています。
9月にタネを撒き、翌年の5月〜6月に開花します。
Photo byカールおじさん, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons
カーネーション
和名:オランダナデシコ
英名:carnation
学名:Dianthus caryophyllus L.
花言葉:赤=母の愛・ピンク=感謝の心・紫や青=誇り・白=尊敬・黄色=軽蔑
Q:カーネーションの名前の由来は?
三択問題です。次の ❶ ❷ ❸ 答えはどれ?
※名前の由来には諸説・不明確なものも含まれる事をご了承ください。
- ブーケに使う花という意味から。
- 愛する花という意味から。
- 肉の色の花という意味から。
▼ A(答え):BOXをタップ!
A:カーネーションの名前の由来
カーネーションはどのような名前の由来・語源があるのでしょうか?
答えは ❸ でした!
- カーネーションの名前の由来は?
- 肉の色の花という意味
カーネーションという名前の由来には諸説あります。
1)肉の色の花。ラテン語で肉を “carn” と言う。
2)シェイクスピアの時代に冠飾に使われていたものが転訛した。冠飾= “coronation flower”
カーネーションと言えば?
カーネーションと言えば母の日の象徴でもあります。
カーネーションを日本に広げたのは土倉龍治郎氏と言われています。
1910年土倉龍治郎氏はカーネーションの栽培を始め後に、新しい品種を生み出し日本にカーネーションを定着させた事で「カーネーションの父」と称されるようになりました。
1932年土倉龍治郎氏は大日本カーネーション協会設立し会長に就任しています。
カルピスの創業者である三島海雲氏は中国北京在住中、東文学舎で土倉龍治郎の弟、土倉五郎と出会い親交を結びカルピス創業にも大きく関わりました。
母の日にカーネーションを送る理由は?
母の日にカーネーションを贈る風習は、20世紀初頭に米国のアン・ジャーヴィスが亡き母に白いカーネーションを供えたことに始まると伝えられています。
アン・マリー・リーヴス・ジャーヴィスは社会活動家。
独立戦争時代のコミュニティ組織者であった彼女は、母の日の霊感を与えた母親・母の日運動の創始者として認められいます。彼女の娘アンナ・ジャーヴィスは、アメリカ合衆国の母の日休日の創設者として認められています。
カーネーションの名前の由来まとめ
カーネーションは母の日に贈られる花というのは誰もが知っている事です。
母の日にカーネーションが贈られるようになった経緯はあまり知られていないような気がします。
また、黄色のカーネーションだけ異質なネガティブな花言葉があるのも謎ですね。
今回出てきた難しい単語のおさらい
カーネーションの名前の由来で出てきたちょとだけ難しい単語をおさらい。
- 冠飾
冠に施された飾り金具の事を言う。