- コンドルの名前の由来は?
- コンドルと言えば?
- なぜコンドルと名付けられた?
コンドルはアンデスの山に飛んでるイメージ。
大きな翼と禿げ上がった頭部が特徴でハゲタカとも呼ばれています。
ハゲタカという鳥は存在しておらずコンドル類の俗称とされています。
餌を食べる様子からハイエナのように良い例えはされていません。
チリなどでは国鳥とされ重要な位置付けになっているコンドル。
コンドルは飛んでいくという歌はアンデスの代表的な楽曲です。
コンドルはどのような名前の由来があるのでしょうか?
目次
コンドル
コンドルは主に動物の死骸を食べて暮らしています。時には小動物や魚なども捕らえて摂取します。
行動範囲は広く死肉を探して日に250kmも移動する事があります。
コンドルの詳細
コンドルは50年以上生きる事ができ、ツガイになると一生涯連れ添う夫婦仲が良い鳥です。
3,000mから5,000mの標高がある高所を住処にし人間が到達できない崖などに巣を作ります。
飛んでいる様子はほとんど羽ばたく事なく上昇機流を利用して滑空します。
コンドル
和名:コンドル
英名:Andean condor
学名:Vultur gryphus
Greg Hume, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons
Q:コンドルの名前の由来は?
三択問題です。次の ❶ ❷ ❸ 答えはどれ?
※名前の由来には諸説・不明確なものも含まれる事をご了承ください。
- アンデス地方の古語の呼称。
- アンデス地方で精霊という意味。
- アンデス地方で恐れるものの意味。
▼ A(答え):BOXをタップ!
A:コンドルの名前の由来
コンドルはどのような名前の由来・語源があるのでしょうか?
答えは ❶ でした!
- コンドルの名前の由来は?
- アンデス地方の古語の呼称
ケチュア語の “kuntur”(クントゥール)に由来しています。
ケチュア語は、ペルーのアンデスに住む、ケチュア族によって話されている先住民の言語です。
コンドルと言えば?
コンドルと言えばサイモン&ガーファンクルの「コンドルは飛んでいく(El Condor Pasa)」という曲が思い浮かびます。
この曲は彼らのオリジナルではなく、アンデスのフォルクローレの代表的な楽曲が二人によってカバーされたものです。このカバー曲で世界中に広く知られるようになったとされています。
「コンドルは飛んでいく」は実際は、3部構成となっています。
第1部はヤラビと呼ばれるアンデスの山を連想させるもの悲しい旋律のもの。
第2部はフォックス・インカイコと呼ばれる行進曲調のリズムのもの。
第3部はワイノと呼ばれる華やかな舞曲で構成されたもの。
サイモン&ガーファンクルがカバーしたのは、第1部の部分のようです。
コンドルはなぜハゲている?
コンドルの頭がハゲておりハゲタカと呼ばれるのは、獲物である、動物の死体に頭を突っ込んで餌を食べる際に腐敗で発生する体液や血液などが染み込んで不衛生になるのを避けるためとされています。
ハゲていれば皮膚に付着した液の乾燥が容易で、高地の強い紫外線に当てることで殺菌を行うことも可能。
また、ハゲている部分に血管が密集している事で体温の調節ができる。
などの説があります。
コンドルの名前の由来まとめ
コンドルが飛んでいくという曲は、アンデスを紹介する番組などのBGMで流れる事がよくあります。物悲しくて壮大な自然を連想させます。