- ウォンバットの名前の由来は?
- ウォンバットはどんな動物?
- なぜウォンバットと名付けられた?
ウォンバットと聞いて、その姿形を言える人は少ないかもしれません。
バットと名がついているからコウモリの仲間?
ウォンバットはオーストラリアに生息する丸っこい動物。
その姿は愛嬌があり、国内の動物園でも見る事ができます。
ただ、ウォンバットを飼育している動物園は限られており、実際に見るのが難しい。
人に良く馴れやすく人懐っこい性格で人気もあります。
ウォンバットにはどのような名前の語源があるのでしょうか?
目次
ウォンバット
ウォンバットはオーストラリアのの低木林や草原に分布しています。
体長は1m前後で鼻に特徴があり、頑丈な前脚でトンネル状の大きな巣穴に住んでいます。
ウォンバットの詳細
ユーカリ林や低木林などに生息。
夜行性の為、夏は昼間は巣穴の中で休みますが、冬は昼間に活動する事もあります。
ウォンバットの面白い特徴としては糞。
岩の上など目立つところに排泄し、糞の形がキューブ状。
四角い糞は縄張りの印となっています。
ウォンバットは有袋類の仲間で、コアラと親戚。
違いとして大きいのが袋は後ろ向きに付いている点。
これは穴を掘るときに土が入らないようなっている為。
絶滅の危機は低いが、オーストラリアでは殆どの地域で、州による保護の対象になっています。
農地や道路が巣穴で陥没する事もあり害獣扱いされる事もあります。
ウォンバット
和名:ウォンバット
英名:Coarse-haired wombat
学名:Vombatus ursinus
JJ Harrison (jjharrison89@facebook.com), CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons
Q:ウォンバットの名前の由来は?
三択問題です。次の ❶ ❷ ❸ 答えはどれ?
※名前の由来には諸説・不明確なものも含まれる事をご了承ください。
- 四角い糞という意味。
- 丸っこいという意味。
- 平らな鼻という意味。
▼ A(答え):BOXをタップ!
A:ウォンバットの名前の由来
ウォンバットにはどのような名前の由来があるのでしょうか?
答えは ❸ でした!
- ウォンバットの名前の由来は?
- ダルク語の言葉で「平らな鼻」
ダルク語
現在のニューサウスウェールズ州シドニー及び周辺に住むアボリジニーにより話されていた。
ウォンバットが見られる動物園
国内の動物園でウォンバットを見る事ができるのは僅かです。
以前は各地の動物園で飼われていましたが、徐々に減少しています。
横浜のズーラシアで人気だったウォンバットも2015年に命を落としました。
国内最高齢の29歳(人間では100歳)という事で年齢的にも長寿。
現在飼育されている動物園は2ヶ所。
そのひとつは大阪府池田市にある五月山動物園。
五月山動物園では4頭のウォンバットが飼育されています。
五月山動物園は鯖江市西山動物園に次いで日本で2番目に小さな動物園。
池田市とオーストラリアのローンセストン市が姉妹都市提携している事が関係しています。
五月山動物園
そのような小さな動物園にウォンバットがいます。
もう1ヶ所は長野市茶臼山動物園。
茶臼山動物園も地域の人以外にはあまり知られていない動物園。
茶臼山動物園には2頭のウォンバットが飼育されています。
茶臼山動物園
なかなかお目にかかれないウォンバットですが、チャンスがあったら見てみたいですね。
※茶臼山動物園は2020年の情報になります。
現在公式サイト上の飼育動物名に掲載されておりません。
ウォンバットの名前の由来まとめ
ウォンバットの顔を見ると何処となくコアラにも似ています。
ずんぐりむっくりした姿は親しみが湧く可愛い動物。
もう少し多くの動物園で見る事ができたら良いですね。