クイズ形式で楽しみながら知る名前の由来!

鶯谷の名前の由来は?東京都の下町上野の隣にウグイスが生息?東京都内の地名の語源

鶯谷の名前の由来は?東京都の下町上野の隣にウグイスが生息?東京都内の地名の語源

  • 鶯谷の名前の由来は?
  • 鶯谷にはウグイスがいる?
  • なぜ鶯谷と名付けられた?

国内には何故こんな地名?という場所が沢山あります。
東京都内にある鶯谷(うぐいすだに)もそのひとつ。

山手線の駅でもある鶯谷で鶯の鳴き声は聞こえません。
その昔、鶯谷は鶯が生息していた谷だったのでしょうか?

都心にも近い場所で鶯の鳴き声が聞こえれば、きっと癒しの空間になるでしょう。

鶯谷

東京都内にある鶯谷は山手線の上野駅の隣にあります。
上野や鶯谷は公園や自然も豊かなエリアです。
鶯谷は下町の風景も見られ、浅草にも程近い場所にあります。

鶯谷の詳細

駅名では鶯谷がありますが、現在は地名としての鶯谷は無いようです。
鶯谷は駅名と谷としての名前が残っているだけです。

概要 現在の行政上は「鶯谷」という地名は存在せず、1829年の『御府内備考』でも「鶯谷」という単語は見られるものの、谷の名前として登場するのみ。駅東側にはラブホテルがあり、かつて文人が多く住んだことで知られる根岸の里がある。根岸2丁目には子規庵、中村不折の書道博物館がある。西側には寛永寺・上野公園が広がり、近くには江戸の風物詩・朝顔市の入谷鬼子母神がある。 江戸時代は寛永寺領であったため、上野・根岸・根津に渡って多数の寺院が残っており、高層ビルや高層マンションが少ない。鶯谷駅からは上野公園、上野桜木なども徒歩5分ほどである。
出典:wikipedia

Q:鶯谷の名前の由来は?

三択問題です。次の ❶ ❷ ❸ 答えはどれ?
※名前の由来には諸説・不明確なものも含まれる事をご了承ください。

  1. 鶯(ウグイス)が初めて発見された場所。
  2. 鶯(ウグイス)を多く放した事から。
  3. 谷が鶯(ウグイス)に似た形状から。

▼ A(答え):BOXをタップ!

A:鶯谷の名前の由来

鶯谷と名付けられたという事は、鶯にまつわる何かがあったのでしょう。
なぜ鶯谷と名付けられたのでしょうか?

答えは ❷ でした!

鶯谷の名前の由来は?
時は江戸時代、寛永寺の住職として、代々京都から皇族が駐在していた。
その一人の公弁法親王(こうべんほっしんのう)が、「上野の森の鶯の鳴き始めが遅く声も美しくない!」と悲しみ、京都から美声ではや鳴きの鶯を3,500羽取り寄せるよう尾形乾山に命じた。
取り寄せられた鶯は、根岸の里に放鳥。

根岸の鶯は美しい声で鳴くようになり、江戸府内でも最初に鳴き出す初音の里として名所になりました。

この事から鶯谷という地名になったとされる。

根岸界隈は俳人の正岡子規ら著名な文学人が多数住んでいました。
鶯谷について「妻よりも妾の多し門涼み」の句が詠まれています。
根岸には花街があった事から、このような句を詠まれたのでしょう。

鶯谷の情報

鶯谷駅がある場所は地名としては根岸になります。
鶯谷は料亭や寺社も多くありますが都民はラブホテル街の印象も高い。

正岡子規の住居「子規庵」や書道家の中村不折の旧宅だった「書道博物館」落語家の林家三平の「ねぎし三平堂」など根岸、鶯谷エリアには文学記念館巡りもできます。

鶯谷エリアのグルメや見所を紹介した情報サイトも存在しています。

鶯谷の名前の由来まとめ

鶯谷の駅を降り、周辺を散策するとラブホテルや飲み屋が多い印象を受けます。
初めて立ち寄ると、少し怖いイメージもありますが、下町の良さが残る場所でもあります。

山手線を越えて根津方面へと進むと東京国立博物館や上野公園にもアクセスできます。
ガラリと雰囲気が変わるのが面白い。