- 天王星の名前の由来は?
- 天王星にはどの様な背景がある?
- なぜ天王星と名付けられた?
天王星は肉眼で見る事が無いと思います。
天王星が知られているのは星占いが主かもしれませんね。
天の王の星と書く天王星は、どの様な星なのでしょうか?
天王星にまつわる物語や背景にはどの様なものがあるのでしょうか?
惑星に付けられた数々の星の名前。
天王星とはどの様な星でしょうか?
目次
天王星
天王星は地球最接近時は肉眼で見える事もある様です。
1781年にイギリスの天文学者ウィリアム・ハーシェルにより発見されました。
天王星の詳細
天王星には2013年の時点で27個の衛星が発見されています。
その衛星の内24個がシェイクスピア関連の名前が使われています。
Q:天王星の名前の由来は?
三択問題です。次の ❶ ❷ ❸ 答えはどれ?
※名前の由来には諸説・不明確なものも含まれる事をご了承ください。
- 宇宙の王様とされる事から。
- 神々をまとめる役だった事から。
- 星座の中に王に使える星があるから。
▼ A(答え):BOXをタップ!
A:天王星の名前の由来
天王星の名前の由来にはどの様な事があったのでしょうか?
答えは ❶ でした!
- 天王星の名前の由来は?
- ギリシア神話における天の神ウーラノス
数多くの名前が提案されたが、ヨハン・ボーデが提案した「ウラヌス」が広まった。
ウラヌスが天の王様とされる為、
中国で生まれた訳語が、日本・韓国・ベトナムに広まり天王星となる。
ウラヌス=天王星と改称される以前は「ハーシェル」と呼ばれていました。
占星術・天文学で使用されているマークは、ハーシェルの頭文字「H」を他の惑星記号に似せて図案化。
天王星にまつわる話
ウラノスのギリシャ神話には天空の神とは想像もつかない物語があります。
ウーラノスはギリシア神話の主神ゼウスの祖父。
ウーラノスは、ギリシア神話に登場する天空神。
全宇宙を最初に統べた原初の神々の王とされる。
ウーラノスはギリシア語で 「天」 の意味で、天そのものを神格化したもの。
ガイアは地母神で天も内包した世界である大地の象徴と。
ガイアは自らの力だけで天の神ウーラノス・海の神ポントス・山の神ウーレアーを産んだ。
ウーラノスは母親であるガイアと親子婚し夫婦となった。
ウーラノスは「星散りばめたる」という称号を持ち、全身に銀河を散りばめた宇宙の神。
夜に暗くなるのは、ウーラノスがガイアと交わる時ニュクス(夜)を伴って大地に近づく為。
ウーラノスは自分の子供達の醜い容貌を嫌い幽閉する。
この事でガイアが怒りクロノスに命じウーラノスを去勢させた。
クロノスは、ウーラノスとガイアの末っ子。
ウールニング(Urning)とはドイツ語で男性同性愛を意味する。
ドイツの法律家で同性愛者のカール・ハインリッヒ・ユルリクスが
この逸話から男性同性愛を連想し作った言葉。
天王星の名前の由来まとめ
天王星は天の王の星、そのままの意味ですが、天の王ウラノスの物語が壮絶。
ギリシャ神話は複雑すぎる事と、世界観が地上では無い事が難しい。
天王星をひと言で言うと…
母親と結婚した上に息子に去勢された全宇宙の王様。
なんだかあまり好きになれない様な星にも思えてしまいます。