- タンチョウの名前の由来は?
- タンチョウと言えば?
- なぜタンチョウと名付けられた?
タンチョウは北海道の釧路湿原で見る事ができる珍しい鳥類です。
タンチョウを見る為にわざわざ寒い時期に訪れる程人気もあります。
限られた場所でしか見る事ができない為、とても希少価値があります。
テレビなどの映像で見る事はできますが、実際に目の当たりにすると感動も増します。
一度は写真に収めたいという写真家も多く訪れる釧路湿原のタンチョウ。
古くは江戸でも見られていたと言われています。
タンチョウはどのような名前の由来があるのでしょうか?
目次
タンチョウ
タンチョウは国内では北海道頭部で見る事ができます。
最も有名な場所は釧路湿原になりますが十勝平野など広いエリアに生息しています。
タンチョウの詳細
タンチョウは羽を広げると2m以上になる大きな鳥です。
日本では絶滅されていたと思われていたタンチョウは北海道で発見されて以来、保護などにより繁殖率も増加したようです。
タンチョウ
和名:タンチョウ・丹頂
英名:Japanese crane
学名:Grus japonensis
Spaceaero2, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons
Q:タンチョウの名前の由来は?
三択問題です。次の ❶ ❷ ❸ 答えはどれ?
※名前の由来には諸説・不明確なものも含まれる事をご了承ください。
- 黒と白のコントラストの意味。
- 頭のてっぺんが赤い意味。
- 飛ぶ姿を天頂と例えた。
▼ A(答え):BOXをタップ!
A:タンチョウの名前の由来
タンチョウはどのような名前の由来・語源があるのでしょうか?
答えは ❷ でした!
- タンチョウの名前の由来は?
- 頭のてっぺんが赤いから
「丹」は「 朱 」を意味し、「頂」は「頭頂部」を意味しています。
この事から赤い頭頂部の鳥として「丹頂」と名付けられたとされています。
アイヌ語でサルルンカムイ (湿原・葦の原の守り神)と呼ばれています。
タンチョウと言えば?
タンチョウと言えば鶴の代表格でもあります。
釧路のタンチョウは天然記念物でもありごく近距離で見る事ができます。
特に冬の時期は雪原に佇むタンチョウが美しく写真家だけでなく愛好家が多く訪れます。
絵画などでもモデルになる事も多く、様々な意匠にも使われています。
羽を広げた時の羽先の黒と白のコントラストは美しく魅了されます。
日本航空のシンボルマークもタンチョウと太陽を模したもので「鶴丸」と呼ばれています。
タンチョウの名前の由来まとめ
タンチョウは動物園で見る事ができる為、馴染みもありますが、やはり雪原で見られる野生のタンチョウはとても魅力的です。
江戸時代には江戸近郊に飛来されていたとされ、寺院などでは飼育もされていたそうです。
鶴と亀は長寿である事で縁起の良い生物の代表でもあります。
おめでたいとされる鶴の代表タンチョウ、今後も繁殖し美しい姿を見せて欲しいものです。