- スダチの名前の由来は?
- スダチと言えば?
- なぜスダチと名付けられた?
スダチは焼き魚などの薬味として欠かせない柑橘系の実。
スダチは徳島県産が多く出回りユズなどと同様に好まれます。
薬味としてだけでなく皮を削って香り付けように使用します。
味噌汁などに小さく数切れ入れるだけで風味が変わります。
スダチは薬味として使用される事が多いが健康的にも優れています。
血糖値を抑える効果もあり成人病予防にもお勧めの柑橘類です。
スダチはどのような名前の由来があるのでしょうか?
目次
スダチ
スダチは5月~6月頃に純白の花を咲かせ、秋頃に果実が実ります。皮が青いうちに収穫し出荷しますが、熟すとミカンと同様に黄色くなります。旬は8月~10月が良いとされています。
スダチの詳細
スダチの英名は “Sudachi” で、和名が使われています。
果実を切り鍋料理の具やサンマなどの焼き魚・魚介類の刺身、焼き松茸などを食べる直前に、果汁を絞って食します。カボスと間違う事がありますが、大きさが違いスダチの方が小さい。
サンマに合わせて使われる事が多い事からサンマの水揚げ量とスダチの売り上げに深い関係があります。同様にマツタケの輸入量とも関連があるようです。
スダチ
和名:スダチ
英名:Sudachi
学名:Citrus sudachi
Q:スダチの名前の由来は?
三択問題です。次の ❶ ❷ ❸ 答えはどれ?
※名前の由来には諸説・不明確なものも含まれる事をご了承ください。
- お酢に使っていた事から。
- 花の由来で巣立つ意味から。
- お吸い物に使った事から。
▼ A(答え):BOXをタップ!
A:スダチの名前の由来
スダチにはどのような名前の由来・語源があるのでしょうか?
答えは ❶ でした!
- スダチの名前の由来は?
- 食用酢で使っていたから
食用の酢で使っていた事から酢の橘。その後、酢橘と名付けられた。
橘 = 日本に古くから野生していた日本固有の柑橘類の事。
別名ではヤマトタチバナ、ニッポンタチバナと呼ばれています。
スダチと言えば?
スダチと言えばサンマ。秋刀魚の季節とスダチの季節も会う為、利用する事も多い。
一般的にはレモンなどと同様に薬味として使う為、使う事が分かっていないと購入する事が少ない。
レモン汁と同様にいつでも思った時に使用できるスダチの加工品も販売されています。
徳島県産スティックタイプのすだち果汁
スダチの効果
スダチには薬効もあり、特に血糖値が多い人には良い柑橘類です。
レモンやライムの果汁に豊富なエリオシトリンがスダチ汁にも同等程度含まれています。
エリオシトリンは肝細胞において脂質低下作用を持っています。
ユズ汁の3倍のナリルチンが含まれており、花粉症に効き目があるとされています。
鼻水、くしゃみ、目や肌の痒みが改善するとされています。
徳島大学と研究ではスダチの搾りかすの成分は血糖値の上昇を抑える事ができ、糖尿病治療の効果がある可能性がある事が判明しました。
徳島県ではポン酢に加工したスダチの搾りかすが年間約2,000tあり、産業廃棄物として処分されているものを再利用するための研究での成果。
クエン酸が豊富な果実は、糖尿病の症状改善にも役立つとされています。
スダチの名前の由来まとめ
スダチが血糖値抑制に効くのは良い事ですね。
糖尿病で通院する割合が少ないのは人口比で1位 滋賀県・2位 沖縄・3位 東京・4位 神奈川県・5位 愛知県と続きます。(2021年厚生労働省「令和元年国民生活基礎調査」)逆にワースト5は47位 青森県・46位 香川県・45位 岩手県・44位 北海道・43位 秋田県となっています。