- サケの名前の由来は?
- 鮭とサーモンは違う?
- なぜサケと名付けられた?
サケは鮭と書きシャケとも呼ばれる魚です。
にぎり寿司でもおにぎりでも人気の魚ですね。
サケは焼き魚やフレークにしてふりかけにしても美味しい魚。
サケとマヨネーズの相性もバッチリなので子供にも人気。
メニューも沢山できる魚として重宝されます。
回転寿司や刺身で食べるサーモンも美味しいですが、厳密に言えばサケではありません。
サケにはどのような名前の由来があるのでしょうか?
目次
サケ
サケは英名ではサーモン(Salmon)と言います。
スーパーで見かけるノルウェー産のトラウトサーモンは厳密に言えばサケではありません。(後述)
サケには白鮭と紅鮭がいますがどちらも、サケ目サケ科サケ属の魚です。
サケの詳細
サケ・鮭・シャケ・サーモン…とカナや漢字や別名でも呼ばれるサケ。
様々な由来がありそうです。
Q:サケの名前の由来は?
三択問題です。次の ❶ ❷ ❸ 答えはどれ?
※名前の由来には諸説・不明確なものも含まれる事をご了承ください。
- 寄生虫を殺す為に酒につけていた。
- シャケが訛ったから。
- アイヌ語でシャクと言っていたから。
▼ A(答え):BOXをタップ!
A:サケの名前の由来
サケの名前の由来にはどのようなものがあるのでしょうか?
答えは ❸ でした!
- サケの名前の由来は?
- 1)アイヌ語で夏を意味する “shak” が訛った。
2)肉に筋があるため裂けやすい事から。
3)肉の色が赤く酒に酔ったように見えた。
4)朱の色から。
5)酒の肴として親しまれた事から。
サケの名前の由来には諸説あり、どれもそれらしく特定に至らない。
漢字では「鮏」の字が使われていました。
「鮏」は生臭いという意味があった為、明治時代に「鮭」が使われるようになった。
中国で「鮭」はフグを指し、サケという意味は日本での訓読みになります。
サケとシャケの語源
サケとシャケの違いは江戸と蝦夷の交流の中でシャケと訛ったとされています。
平安初期に編纂された現存する日本最古の漢和辞書『新撰字鏡(しんせんじきょう)』(898~901)で既に「鮭」という名称が記述されている一方、「しゃけ」という名称が出てくるのは、江戸後期の『喰物生類むり問答』(1833~44)であるので、蝦夷地との交易で「シャケ」と訛った名称が本土の交易地(主として江戸)でも広まり、鮭とシャケの呼び名の語源は別だとする意見もある。
出典:wikipedia
サケとサーモンの違い
サケ類にはサナダムシ・アニサキスといった寄生虫がいる事が多い。
その為、生で食べられる事が少なかったが、養殖によって寄生虫を減らし冷凍する事で死滅させる。
国内で生食に使われるのはノルウェー産などの完全養殖物のタイセイヨウサケが多い
一般的に養殖のサケをサーモンという事もありますが、サーモンは単に英語表記。
スーパーでサーモントラウト・トラウトサーモン・トラウト等と表示されるものもあります。
トラウトサーモンは、ノルウェーやチリ産で養殖されたニジマスを指します。
厳密に言えばトラウトサーモンと表記したものはサケではなくニジマス。
サーモントラウトは主にサーモン・サケ(鮭)の名称で販売されています。
エビやカニ等の甲殻類を配合した飼料で育てる為、サーモンピンクの身になる。
このニジマスを「サーモントラウト」という和製英語で呼んでいます。
2013年(平成25年)に表面化した食品偽装問題の際に、「サケ」の名称でニジマスを販売していることが問題となったが、「サケ弁当」や「サケ茶漬け」などの形で既に定着しているため「OK」との基準が消費者庁によって示された。例えば寿司ネタの「サーモンにぎり」は、寄生虫の心配をせずに生食が行える養殖ニジマスの安定供給が実現されたことによって初めて生まれたため、最初から「ニジマス」だった。現在は海外でも「salmon sushi」として人気がある。
出典:wikipedia
スーパーでのノルウェー産やチリ産の養殖サーモンを購入する時
トラウトサーモンと書かれていればニジマス。
タイセイヨウサケと書かれていればサケ。
ニジマスは川魚と認識されていますが、二つのタイプがあります。
小型のニジマスは一生を淡水で過ごす陸封型(河川残留型)で大型のニジマスは川から海へ下って再び川へ戻ってくる降海型と言われています。
サケの名前の由来まとめ
国内ではニジマスもサケもサーモンと呼べるのでややこしい。
サーモンは養殖という括りもおかしい事になります。
回転寿司のメニューでのサーモンはニジマスの方が多いかもしれませんね。
サケもニジマスも美味しければ良い。