- サギの名前の由来は?
- サギと言えば?
- なぜサギと名付けられた?
サギは国内の河川敷や田園などで多く見られる鳥です。
川の浅瀬で餌を探しているサギはよく見かけられます。
サギという名前は「詐欺」には関連がないでしょうが…
あまり良い印象が無い名前の鳥はなぜできたのでしょうか?
サギは白い色のものが多く見かけられますが、灰色のようなものも多い。
黒っぽいものも生息していますが、白いシロサギが多いようです。
サギはどのような名前の由来があるのでしょうか?
目次
サギ
サギは外観はコウノトリやツルに似ています。
長い脚とクチバシを持ち、大きさはコウノトリやツルより小さい。
体色は多く灰色から白、黒のものもあり、季節によって体色が変わるものもあります。
サギの詳細
サギは川や水田などを餌場としており魚や両生類、爬虫類、哺乳類や鳥類までも捕食します。
巣は見晴らしの良い高い木の上に作ります。
飛んでいる時には長いクビをZ字型に縮めて飛びます。
松岡明芳, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
サギ
和名:サギ・鷺
英名:Heron
学名:Ardeidae
Q:サギの名前の由来は?
三択問題です。次の ❶ ❷ ❸ 答えはどれ?
※名前の由来には諸説・不明確なものも含まれる事をご了承ください。
- サササギという名前が転じた。
- 詐欺のような行動から。
- 羽が白いという意味から。
▼ A(答え):BOXをタップ!
A:サギの名前の由来
サギにはどのような名前の由来・語源があるのでしょうか?
答えは ❸ でした!
- サギの名前の由来は?
- 羽が白い事から
サギの名称の由来については諸説あります。
1)羽が白い事から鮮明という意味を表す「さやけき(清き)」が転じた。
2)鳴き声が騒がしいことから「さやぎ (騒ぎ)」が転じた。
サギと言えば?
サギと言えば河川や海岸でも見る事ができます。
集団になってコロニーを作り、コロニーは鷺山と呼ばれています。
飾り羽が美しい事から婦人用の帽子の飾りに多用されていました。
エグレットと言われ、フランス語でシラサギの意味。
兵庫県姫路市にある姫路城は白鷺城、熊本県八代市にある八代城は白鷺城とも呼ばれています。
名古屋駅・米原駅から金沢駅間を運行する特別急行列車は「しらさぎ」と名付けられています。
これは山中温泉の開湯伝説に登場するシラサギが由来になっています。
鎌倉武士である長谷部信連は傷を負ったシラサギが傷を癒しているのを発見し、掘ってみると温泉が湧き出た事から山中温泉ができたとされています。
サギの名前の由来まとめ
姫路城は別名「はくろじょう」ですが、「しらさぎじょう」と読んでも間違いではないようです。
都内でも多く見られるサギは、普段見られる野鳥としては大型の鳥です。
サギは雪客・白鳥・雪鷺・糸禽・舂鋤という異称もあります。