- 大歩危・小歩危の名前の由来は?
- 大歩危・小歩危と言えば?
- なぜ大歩危・小歩危と名付けられた?
大歩危・小歩危は徳島県にある渓谷の名前です。
大歩危峡と呼ばれる渓谷が観光地として認知されています。
四国を横切るように流れる吉野川。
約8kmに渡る渓谷で、舟下りなども楽しめる観光地です。
近辺の道路は雨量が多いとすぐに通行止めになる不便なエリア。
特に夏季は観光客の多い場所です。
大歩危・小歩危はどのような名前の由来があるのでしょうか?
目次
大歩危・小歩危
大歩危・小歩危は、吉野川西岸の徳島県三好市山城町西宇地区の歩危茶屋付近から高知県長岡郡大豊町大久保地区の一部までと、その対岸となる徳島県三好市西祖谷山村の一部を指す総称になります。
大歩危・小歩危の詳細
四国のほぼ中央にある渓谷で、激流のある場所ではラフティングなどが楽しめるアクティビティ。流れが緩やかな場所では舟下りができる観光などが楽しめます。
このエリアは、妖怪伝説が多い地域で、山城町上名は「こなきじじい」の伝説が残っています。
道の駅には「妖怪屋敷」があり、このエリアには沢山の妖怪関連のものが沢山あります。
Q:大歩危・小歩危の名前の由来は?
三択問題です。次の ❶ ❷ ❸ 答えはどれ?
※名前の由来には諸説・不明確なものも含まれる事をご了承ください。
- 激流が起こる大小を表現している。
- 妖怪の問いににボケないと危険。
- 断崖を意味する古語から。
▼ A(答え):BOXをタップ!
A:大歩危・小歩危の名前の由来
大歩危・小歩危はどのような名前の由来・語源があるのでしょうか?
答えは ❸ でした!
- 大歩危・小歩危の名前の由来は?
- 大きい断崖を意味する
歩危(ほき・ほけ)は山腹や渓流に臨んだ断崖を意味する古語。
崩壊(ホケ)とも書き、奇岩や怪石の多い土地を示しています。
大歩危は大きい断崖という解釈ができます。
一般的には「大股で歩くと危険」が「大歩危」の由来とされているが、1815年にまとめられている阿波史では「大嶂」の字になっており、1873年の地租改正の際に当時の三名村は「大歩怪」の字になっている事から「大股で歩くと危険」というのはこじつけと推測されます。
対して小歩危は「小股で歩くと危険」とされていますが、同様にこじつけとされています。
大歩危・小歩危と言えば?
大歩危・小歩危と言えば妖怪。
大歩危・小歩危がある徳島県三好市山城町は数多くの妖怪伝承が今も残っています。
藤川谷沿いに妖怪街道があり、道の駅大歩危からアクセスする事ができます。
こなきじじいの石像までは片道2kmですが、途中にも妖怪の石像が立っています。
大歩危・小歩危の名前の由来まとめ
関西圏なら少し時間をかけて訪れる事ができる観光地。鉄道を使う事もできる。
鉄道は無人駅も多く秘境駅と名付けられる駅が点在しています。
比較的近くには祖谷のかずら橋もあるので、観光での景観巡りにお勧めです。