- ナズナの名前の由来は?
- ナズナと言えば?
- なぜナズナと名付けられた?
ナズナは河原や草原、畦道にも咲いている草花です。
春の七草のひとつで正月には七草粥などに入れられる事で知られています。
ナズナと言うよりぺんぺん草と呼ぶ事も多い。
ぺんぺん草と呼ばれるのはどのような理由なのでしょうか?
ナズナにはぺんぺん草の他にも三味線草とも呼ばれます。
ぺんぺん草という呼び名は三味線にも関係がありそうですね?
ナズナはどのような名前の由来があるのでしょうか?
目次
ナズナ
ナズナは道端でもよく見かける草花です。春から夏にかけて畦道や公園でも見かける事があります。国内では北海道から九州まで沖縄を除いて全国で見られます。
ナズナの詳細
ナズナは50cmから1mになる植物で雑草扱いされていますが、春の七草でもある為正月七日に食べる七草粥には欠かせないもの。花の下にある果実の形に特徴があるので分かりやすい。
ぺんぺん草・シャミセン草・ビンボウ草という別名があります。
ナズナ
和名:ナズナ
英名:shepherd’s purse
学名:Capsella bursa-pastoris
花言葉:すべてを君に捧げる
Σ64, CC BY 4.0, via Wikimedia Commons
Q:ナズナの名前の由来は?
三択問題です。次の ❶ ❷ ❸ 答えはどれ?
※名前の由来には諸説・不明確なものも含まれる事をご了承ください。
- 夏に無い植物という意味から。
- 何も無い荒廃した土地という意味から。
- 夏になる菜という意味から。
▼ A(答え):BOXをタップ!
A:ナズナの名前の由来
ナズナはどのような名前の由来・語源があるのでしょうか?
答えは ❶ でした!
- ナズナの名前の由来は?
- 夏に無い植物から
ナズナの名前の由来には諸説あります。
1)早春に開花して夏になると枯れる為、夏無き菜 = 夏無から変化した。
2)撫でたいほど小さく可愛い花 = 撫で菜から転訛した。
3)朝鮮古語のナジ = ナジ菜と変化した。
ぺんぺん草は三味線を弾く擬音語。果実の形が、三味線のバチに似ている事から。
シャミセン草も同様に、果実が三味線のバチに似ている事から。
ナズナと言えば?
ナズナと言えば春の七草です。
七草には春夏秋冬ありますが、本来は七草は秋の七草を呼んでいました。
春の七草
春の七草の種類は「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ これぞ七草」と覚えます。
1362年頃に書かれた河海抄に記されているとされています。
- 芹(せり)
- 薺(なずな)
- 御形(ごぎょう)
- 繁縷(はこべら)
- 仏の座(ほとけのざ)
- 菘(すずな)= カブ
- 蘿蔔(すずしろ)= ダイコン
ナズナの名前の由来まとめ
ナズナの花言葉が「すべてを君に捧げる」とはなんだか素敵な花言葉ですね。
ぺんぺん草も生えないと例えにも使われる植物ですが、この意味はどのような場所にでも生えるナズナすら生えない様子から、何も残っていない状態を表現しています。