- ナマズの名前の由来は?
- ナマズと地震の関係は?
- なぜナマズと名付けられた?
ナマズは全国の川や沼に生息する魚の一種。
地震が来る前にナマズが暴れる!など地震との関連も。
大きい池や沼地の近くにナマズ料理を出す店も多くあります。
家庭ではあまり料理の材料としての認識は低い方でしょう。
沼の底に棲んでいるイメージが強いので、泥臭い感じがします。
その為、美味しそうだというイメージがわかない。
ナマズという名前にはどのような由来があるのでしょうか?
目次
ナマズ
ナマズは漢字で書くと「鯰」になります。
魚編に念じるという漢字のナマズ。
ナマズを変換すると鮎と出る事があります。
これはナマズは中国で「鮎」と書く事からだとされます。
※鯰はナマズとする為に日本で作られた国字。
ナマズの詳細
ビワコオオナマズ・イワトコナマズが琵琶湖と関連水系に生息し、タニガワナマズが愛知県・長野県・岐阜県・静岡県で確認されている日本固有種。
ナマズは幅広い口と長い口ヒゲが上顎と下顎に2本ずつ計4本あるのが特徴。
国内でも食用としてナマズの養殖が行われています。
養殖だけでなく稚魚を霞ヶ浦や印旛沼など放流した後、漁として捕獲する事もあるそうです。
ナマズの養殖方法を工夫してウナギの味に近付けた「ウナギ味のナマズ」の研究が行われています。
いずれ、鰻のつもりで食べたのはナマズの蒲焼きだった…という事が起こるかも?
Q:ナマズの名前の由来は?
三択問題です。次の ❶ ❷ ❸ 答えはどれ?
※名前の由来には諸説・不明確なものも含まれる事をご了承ください。
- なめずが訛った。
- 土中の滑らかな魚の意味。
- 「なま」という名が訛った。
▼ A(答え):BOXをタップ!
A:ナマズの名前の由来
ナマズの名前にはどのような名前の由来があったのでしょうか?
答えは ❷ でした!
- ナマズの名前の由来は?
- 滑らかな魚という意味。
貝原 益軒の日本釈名には「体がぬるぬるして捕まえにくい魚」とあるそうです。
ナマは、鱗が無くぬるぬる、ヌメヌメして滑らかいう意味があり、
ズには、土や泥という意味がある。
泥の中にいるヌメヌメの魚という意味からナマズとされている。
ズを「頭」とする見解も見かけます。
ナマズと地震
ナマズは地震と切り離せない存在。
なぜナマズと地震が結びついたのでしょうか?
地面の下の大ナマズが暴れる事で大地震が起こる迷信が古くから伝わっています。
茨城県の鹿島神宮と千葉県の香取神宮にある要石は大ナマズを押さえていると伝えられています。
多くの鯰絵が残っており、ナマズと地震の深い繋がりが伝えられています。
鯰絵とは?
ナマズを地震に見立てて描かれた錦絵の事。
江戸時代は地震が起こると世の中が良くなる(世直し)とされており、ナマズが起こすと考える地震には良い意味とする事も多かったようです。
科学的には魚類は音や振動に敏感。
特にナマズは電気受容能力に長けている為、電場の変化に敏感。
その事から地震予知能力について研究されています。
ナマズ料理
ナマズは白身魚。天ぷら・たたき・蒲焼き・刺身などにして食されます。
熊野で養殖されたナマズを使った和食からフレンチまで様々なメニューが紹介されています。
- ナマズの刺身
- ナマズの握り寿司
- ナマズの蒲焼き
- ナマズの唐揚げ
- ナマズの天ぷら
- ナマズの煮付け
- ナマズ鍋
フランス料理だとテリーヌや唐揚げなど美味しそうなメニューが並びます。
ナマズ料理のお取り寄せ
ナマズを自宅で食べてみたい!そんな時はお取り寄せする事もできます。
ナマズの名前の由来まとめ
ナマズは見た目から手をつける事が少ないですが、白身魚で調理次第で美味しく頂けます。
琵琶湖周辺や霞ヶ浦の周辺などでナマズ料理屋を見つけたら挑戦してみましょう。