マーガリンの名前の由来は？バターとの違いは？パンのお供に！加工食品の語源

マーガリンの名前の由来は？
マーガリンと言えば？
なぜマーガリンと名付けられた？

マーガリンと言えばパンのお供。
食パンにマーガリンを付けて食べる朝食のイメージがあります。

ロールパンなどにマーガリンが含まれる物もあり、すでに味が付いています。

マーガリンにはトランス脂肪酸が含まれており危険という意見もあるようです。
トランス脂肪酸は食べるプラスチックと記述されている事もあります。
バターと比べるとどちらが体に悪いか？などの論争もあるようです。

賛否両論あるようですが、普通に市販され食されているのは事実です。

マーガリンはどのような名前の由来があるのでしょうか？

マーガリン

マーガリンは植物性または動物性の油脂を原料とし、バターに似せて作った加工食品です。
元々はバターが高価だった事からバターの代替で作られた食品になります。
日本では人造バターと呼ばれていた頃があります。

マーガリンの詳細

マーガリン類について日本農林規格（JAS規格）で規格が定められています。
マーガリンとファットスプレッドは主として油脂含有率によって区別されています。

マーガリン
油脂含有率が80%以上
ファットスプレッド
油脂含有率が80%未満

国内で家庭用のマーガリンとして販売されている多くはファットスプレッドになります。

Q：マーガリンの名前の由来は？

三択問題です。次の ❶ ❷ ❸ 答えはどれ？
※名前の由来には諸説・不明確なものも含まれる事をご了承ください。

ギリシャ語でダイヤモンドの意味。
ギリシャ語で真珠しんじゅの意味。
ギリシャ語で脂あぶらの意味。

▼ A（答え）：BOXをタップ！

A：マーガリンの名前の由来

マーガリンはどのような名前の由来・語源があるのでしょうか？

答えは ❷ でした！

マーガリンの名前の由来は？: ギリシャ語で真珠の意味

マルガリンという言葉はギリシャ語の “margarite” で真珠の意味になります。
真珠のように美しく輝くという性質を表現されたものになります。

バターの安価な代用品としてフランス人のイポリット・メージュ＝ムーリエが牛脂に牛乳などを加え硬化したものを考案。
“oleomargarine” オレオマーガリンという名前がつけられ、省略してマーガリンと呼ばれるようになりました。

マーガリンと言えば？

マーガリンと言えば危険な食品というイメージが無くもない。

日本人は、欧米に比べてトランス脂肪酸の害を低減するリノール酸の摂取量が多いとされています。

海外に比べて日本人のトランス脂肪酸摂取量が少ないという調査結果に基づき、食品中の含有量を表示する義務や、濃度に関する基準値の規制は定められていないのが現状です。

どちらかというとバターの方が良くないとしている専門家もいます。

ただ、過剰にトランス脂肪酸を摂取するのは、健康を害する可能性がある事は注意喚起されています。

因みにトランス脂肪酸はパン・ケーキ・ドーナツ・クッキーといったベーカリー、スナック菓子・生クリームなどにも含有されています。