- マンボウの名前の由来は?
- マンボウと言えば?
- なぜマンボウと名付けられた?
マンボウは平べったくて円盤のようで身体が途中で切れたような不思議な形の魚。
水族館で見る事ができるものの、見られる水族館も少ない。
特徴のある身体を持つこの魚は珍しい事で間近で見たくなります。
自然界では時折マンボウが海面に横たわって浮かんでいるのが目撃されます。
これは体に付いた寄生虫を鳥に取ってもらう為や、殺菌のための日光浴が目的と言われています。
マンボウはどのような名前の由来があるのでしょうか?
目次
マンボウ
マンボウは最大で全長333cm、体重2.3tもあり現在生息している世界最大級の硬骨魚のひとつと言われています。側面から見ると円盤型、正面から見ると紡錘形(円柱形の両端の尖ったもの)をしています。
マンボウの詳細
マンボウの背びれと尻びれは長く発達、後部から上下に突き出しています。
体の後端にある尾びれのようなものは、背びれと尻びれの一部が変形したもので、舵びれまたは橋尾とも呼ばれます。
マンボウはフグが外洋に進出して適応進化したものと言われています。
前述のように海面に横たわる姿を見て、丸い体が浮かんでいる様が太陽のようである事から “sunfish” という英名がついています。
マンボウ
和名:マンボウ
英名:Ocean sunfish
学名:Mola mola
Q:マンボウの名前の由来は?
三択問題です。次の ❶ ❷ ❸ 答えはどれ?
※名前の由来には諸説・不明確なものも含まれる事をご了承ください。
- 円い形というの意味。
- 疫病除けの神様という意味。
- 万にひとつの魚という意味。
▼ A(答え):BOXをタップ!
A:マンボウの名前の由来
マンボウはどのような名前の由来・語源があるのでしょうか?
答えは ❶ でした!
- マンボウの名前の由来は?
- 円い形を表している
マンボウの名前は「満方」や「円魚」など丸い形を表しているとされています。
ラテン語でも同様に円い身体つきから “molamola”(モラモラ)と呼ばれ学名になっています。
“molamola” はギリシャ語で “Mylos”(挽き臼)が由来とされています。
マンボウと言えば?
マンボウと言えば平たく不思議な形をした魚が目に浮かびます。
サンシャイン水族館などで見られていましたが、サンシャイン水族館のマンボウの1匹は死亡してしまいました。
マンボウが見られる水族館
マンボウが見られる水族館は少なく、飼育も難しい事から展示されていない場合もあります。
- 仙台うみの杜水族館(宮城県)
- 越前松島水族館(福井県)
- アクアワールド茨城県大洗水族館(茨城県)
- 鴨川シーワールド(千葉県)
- 八景島シーパラダダイス(神奈川県)
- 下田海中水族館(静岡県)
- 志摩マリンランド(三重県)
- 海遊館(大阪府)
- 海響館(山口県)
マンボウの名前の由来まとめ
マンボウを描いた木版画「疫病除け満方(えきびょうよけマンボウ)」が和歌山市立博物館で展示され話題になっています。これは江戸時代後期に作られた掛け軸の一部だと思われおり、コレラの疫病除けの意味があるのでは無いかとされています。
マンボウはフグが進化したものというのも驚きですね。