クイズ形式で楽しみながら知る名前の由来!

キツネの名前の由来は?稲荷神社にはなぜ狐が祀られている?狐にまつわる歴史と語源

キツネの名前の由来は?稲荷神社にはなぜ狐が祀られている?狐にまつわる歴史と語源

  • キツネの名前の由来は?
  • キツネと稲荷神社との関係は?
  • なぜキツネと名付けられた?

キツネを野生で見る事は一部を除いて少ない。
北海道にはキタキツネが生息しており、よく見かける事も多い。

それ以外は国内の各所に生息しているがあまり見かける事は少ない。

キツネは稲荷神社では象徴とも言える存在の為、お稲荷さんといえばキツネ。
狛犬の代わりに狛狐も見る事ができます。

キツネ

キツネと言えばきつねうどんを思い出すかもしれません。
狐は特に油揚げを好むという事から名がついたきつねうどん・きつねそばには油揚げが入っています。

キツネの詳細

キツネは、動物園等で容易に見る事ができます。
北海道のキタキツネ牧場では100頭も放し飼いされています。

生態
日本では、本州・九州・四国の各本島と淡路島にホンドギツネが、北海道本島と北方領土にキタキツネが生息している。近年、沖縄本島でも自然分布以外の流入で生息が確認されている。佐渡島にも人為的な移入がなされたが、定着は確認されていない。 イヌ科には珍しく、群れず、小さな家族単位で生活する。イヌのような社会性はあまりないとされるが、宮城県白石市の狐塚のように、大きなグループで生活していた例も知られる。 生後1年も満たないで捕獲訓練をマスターし、獲物を捕らえるようになる。食性は肉食に近い雑食性。鳥、ウサギ、齧歯類などの小動物や昆虫を食べる。餌が少ないと雑食性となり人間の生活圏で残飯やニワトリを食べたりする。夜行性で非常に用心深い反面、賢い動物で好奇心が強い。そのため大丈夫と判断すると大胆な行動をとりはじめる。人に慣れることで、白昼に観光客に餌をねだるようになる事が問題になっている。 夜行性で、瞳孔はネコと同じく縦長である。 キツネの骨格(種不明、模式図か) 野生のキツネは10年程度の寿命とされるが、ほとんどの場合、狩猟・事故・病気によって、2-3年しか生きられない。
出典:wikipedia

Q:キツネの名前の由来は?

三択問題です。次の ❶ ❷ ❸ 答えはどれ?
※名前の由来には諸説・不明確なものも含まれる事をご了承ください。

  1. 木の根にある洞で寝るから。
  2. キツネの鳴き声から。
  3. 尻尾が長く、ケツ根が訛った。

▼ A(答え):BOXをタップ!

A:キツネの名前の由来

キツネの名前の由来はどのような背景があるのでしょうか?
キツネは漢字で書くと狐になりますが、どのような理由なのでしょうか?

答えは ❷ でした!

キツネの名前の由来は?
古来のなき声を表す「ケツケツ」「キツキツ」と神道系の敬称を表す「ネ」が結びついた。
古代より「キツ」と呼んでいた資料が残っている。
今昔物語では「来つ寝」という語呂合わせが語源。
平安時代には、既にキツネと発音していた。

稲荷神社とキツネの関係


稲荷神(いなりのかみ)は稲を象徴する穀霊神です。
稲荷大明神・お稲荷様・お稲荷さんとも呼ばれています。

本来「田の神」の祭場は狐塚だったと推測されています。

狐塚とは?
キツネを神として祀った塚やキツネの棲家の穴の事を指す。

五穀をつかさどるウカノミタマと稲荷神が同一視される事から、多くの稲荷神社ではウカノミタマを主祭神としています。
総本宮は伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)

伏見稲荷大社を中心に稲荷信仰が広まり、狐塚に稲荷が祀られるようになりました。

弥生時代、稲作がもたらされるにつれネズミが繁殖。
それを捕食してくれるキツネやオオカミが豊作をもたらす益獣になりました。
稲の生育周期とキツネの出没周期が同時期という事から、キツネを神聖視したという民間信仰が芽生えたという説がある。
柳田 國男(やなぎた くにお)氏の説。

キツネの名前の由来まとめ

中国ではキツネは100歳になると女に化ける妖怪に変化するという言い伝えがあります。

日本では狐火や狐の嫁入り・狐憑き・狐持ち等、様々な伝説もあります。

夕方に新しい草履を履くと狐に化かされるという伝説があります。
新しい履き物は必ず朝に履かないと言われており、夕方、新品を履く必要がある時は、履物を汚してから履く習慣が残っています。

年配の方などは、このような事を信じている方も少なく無い筈です。