- 井の頭の名前の由来は?
- 井の頭と言えば?
- なぜ井の頭と名付けられた?
井の頭は東京都三鷹市にある地名です。
井の頭恩賜公園があり吉祥寺も近い事で訪問者も多い。
井の頭恩賜公園は井の頭公園が通称で、京王井の頭線の駅があります。
元々は井の頭公園の池を中心に周り一帯に集落があった事が残されています。
井の頭公園自体は武蔵野市と三鷹市にまたがっています。
井の頭公園の南側に井の頭町が広がり面積も大きい。
井の頭にはどのような名前の由来があるのでしょうか?
目次
井の頭
井の頭は「いのかしら」と読みますが「いのがしら」と呼ぶ事が多いようです。
神田川の源泉であり江戸市民の行楽地として親しまれてきた井の頭池があります。
現在は井の頭公園の池でボートや花見などの行楽客で賑わいます。
井の頭の詳細
井の頭公園内にある神田川の源泉、井の頭公園のエリアは湧き水も多い。
その中で「お茶の水」と呼ばれる湧水口が特に有名。
Q:井の頭の名前の由来は?
三択問題です。次の ❶ ❷ ❸ 答えはどれ?
※名前の由来には諸説・不明確なものも含まれる事をご了承ください。
- 猪が多く生息していた。
- 湧き水が出ているのを見て。
- 井戸が作られた事から。
▼ A(答え):BOXをタップ!
A:井の頭の名前の由来
井の頭の名前にはどのような由来があるのでしょうか?
答えは ❷ でした!
- 井の頭の名前の由来は?
- 湧き水が勢いよく出ている事から
徳川家光が鷹狩りに訪れ、湧水が勢いよく湧き出ているのを見て「井の頭」と命名した。
徳川家光によってこの神田上水水源が「井之頭」と名づけられたものと伝えられています。
家光が自ら小刀で弁財天の傍らのこぶしのその名を刻んだとも伝えられています。
現在、その場所に伝承を記した石碑が建てられているのが確認できます。
また別説では
「えんかしら、この水の美しさ」と家光が驚嘆した事が転じて「いのかしら」になった。
大盛寺の記録には、「家康が自らの手で水を汲み、関東随一の名水だと褒めて、お茶をいれるのに使った。」と記されています。
井の頭と言えば?
井の頭と言えば井の頭公園。
井の頭恩賜公園
井の頭公園は、都民の憩いの場。
桜の時期や紅葉の時期には、自然を楽しむ行楽客で賑わいます。
吉祥寺駅から近い事もあり、日常的にも公園に訪れる人が多いようです。
池の南側を玉川上水が流れており、南側の「西園」に三鷹の森ジブリ美術館があります。
井の頭自然文化園には動物園・北村西望彫刻館があり、アウトドアだけでなく楽しめるエリア。
井の頭の名前の由来まとめ
井の頭公園の池の周りの桜は見事です。
春の桜の満開時期に井の頭公園の周りを散歩したり手漕ぎボートで池に繰り出すのがお勧めです。
井の頭公園には冬季に沢山の渡鳥が越冬する為に飛来します。
冬だけでなく夏にはカワセミなども見る事ができるバードウォッチングに最適なエリア。
単に散歩目的やベンチで読書も良い時間が過ごせる場所でもあります。
今回出てきた難しい単語のおさらい
井の頭の名前の由来で出て来たちょとだけ難しい単語をおさらい。
- 徳川家光
江戸幕府の3代征夷大将軍・2代将軍秀忠の次男。 - 恩賜公園
「恩賜」は天皇から賜ったものを指します。 - 弁財天
インドのサラスバティー川の河神で音楽・弁舌・財・知恵・延寿を司る女神。
弁舌(すらすらと上手に言う)
延寿(寿命を伸ばす)