- 今川焼きの名前の由来は?
- 今川焼きと言えば?
- なぜ今川焼きと名付けられた?
今川焼きと聞いてすぐ分かる人はおそらく関東の人。
何故なら同じようなものでも地方によって名前が異なるからです。
今川焼きで分からないなら大判焼きの方が分かるかもしれません。
ただ、大判焼きでも通じない地域があるかもしれませんね。
今川焼きは餡を包んで厚みのある円板状にしたもの。
屋台や今川焼き専門店で手に入れる事ができます。
今川焼きにはどのような名前の由来があるのでしょうか?
目次
今川焼き
今川焼きは主に小麦粉から作られた生地に餡を入れ、金属製の焼き型で焼成した和菓子です。
主に専門店や屋台などで売られており、小腹が空いた時のおやつとして食されます。
今川焼き
今川焼きは大型の小判の型を使用したものが、全国各地に大判焼きとして広がりました。
餡で包んで高さの低い円筒形または分厚い円盤状に焼成したものです。
今川焼きの名称は全国的に統一されず、地域や各店舗によって様々な名称になっています。
Q :今川焼きの名前の由来は?
三択問題です。次の ❶ ❷ ❸ 答えはどれ?
※名前の由来には諸説・不明確なものも含まれる事をご了承ください。
- 今川という川のたもとで売っていた。
- 今川橋という橋の近くで売っていた。
- 今川義元の名を付けた。
▼ A(答え):BOXをタップ!
A:今川焼きの名前の由来
今川焼きにはどのような名前の由来があるのでしょうか?
答えは ❷ でした!
- 今川焼きの名前の由来は?
- 江戸の今川橋付近で販売し評判だった事から
江戸時代、江戸市内の名主今川善右衛門が架橋した今川橋付近の店で、桶狭間の合戦をもじり「今川焼き」として発売し評判だった事から今川焼きという名で世間に広まった。
今川橋
今川橋が掛かっていた竜閑川は現在ありませんが、今川橋という名称は残っています。
東京都千代田区鍛冶町にあり、中央通りと神田金物通りが交差した交差点の名前が今川橋交差点。
今川焼きと言えば?
今川焼きと言えばお祭りなどで出店している屋台。
今川焼きは餡が入っていますが、餡の代わりにクリームが入っている物も人気です。
冷めても美味しいですが、やっぱり焼きたてのものが美味しいですね。
今川焼きにするかたい焼きにするか迷ってしまう事もありがちです。
地方で異なる今川焼き
今川焼きあるいは大判焼きも地方独自の呼び名があるようです。
- 全国各地(一部を除く)
今川焼き
大判焼き - 北海道、青森県、茨城県西部
おやき - 青森県
浅草焼 - 埼玉県、千葉県、神奈川県、茨城県、群馬県
甘太郎焼 - 静岡県中部地区
黄金饅頭 - 大阪市、堺市、九州・山口地方
回転焼き
回転饅頭 - 西日本各地・台湾
太鼓饅頭
太鼓まん
太鼓焼き - 広島県
二重焼き - 三重県
万古焼き - 千葉県・福島県・新潟県
きんつば - 台湾
車輪餅
紅豆餅 - 太閤焼き(太鼓焼き)の転訛。
他
食品メーカーの商品名などは省いていますが、地域でお馴染みの名前として商品名が優っている所もあります。
また、餡を包んだものではない物も多く出回っています。
今川焼きの名前の由来まとめ
地方に行くと今川焼きは通じない事があります。
稀に都内でも通じない事もあります。
しかし大判焼きは、殆どの場所で通じますので今川焼きより大判焼きの方が認知されています。
地方や店舗によっては、かなり小ぶりの物もあり、一口サイズで美味しい。
中に入っている餡の種類も多くあり、オリジナリティが出ています。
観光地などで見つけたら食べ歩きも良いですね。