- イチョウの名前の由来とは?
- イチョウの名前の語源と背景は?
- なぜイチョウと名付けられた?
イチョウは街路樹に使われる事が多く秋の黄葉したイチョウ並木は綺麗。
都内にはイチョウ並木が綺麗な場所が沢山あります。
寺院等にも植えられている事が多く、樹齢が長く立派なものも多い。
全国にイチョウが美しい寺院が沢山あります。
イチョウの葉は特徴があり、様々な施設や自治体がマークとして使用する事も多い。
東京都の木はイチョウですが、東京都のマークはイチョウでは無い。
イチョウに似ている意匠だが、全く関係無いが、都民の殆どはイチョウだと信じています。
目次
イチョウ
大イチョウと言われる大きなイチョウが植えられている寺院が沢山あります。
扇型をした特徴ある葉が黄葉して落ち葉になると、地面は黄色い絨毯を敷いたようになります。
※イチョウは銀杏と書きますが、ギンナンとも読める為、ここではカタカナで表記しておきます。
イチョウの詳細
イチョウは広葉樹や針葉樹では無いようです。
イチョウ(銀杏、公孫樹、鴨脚樹、学名:Ginkgo biloba)は、裸子植物で落葉性の高木である。日本では街路樹や公園樹として観賞用に、また寺院や神社の境内に多く植えられ、食用、漢方、材用としても栽培される。樹木の名としてはほかにギンキョウ(銀杏)、ギンナン(銀杏)やギンナンノキと呼ばれる。ふつう「ギンナン」は後述する種子を指すことが多い。 街路樹など日本では全国的によく見かける樹木であり、特徴的な広葉を持っているが広葉樹ではなく、裸子植物ではあるが針葉樹ではない。
出典:wikipedia
Q:イチョウの名前の由来は?
三択問題です。次の ❶ ❷ ❸ 答えはどれ?
※名前の由来には諸説・不明確なものも含まれる事をご了承ください。
- 一葉(いちよう)から。
- 銀杏(ギンナン)から。
- 葉の形が蝶々に似ていたから。
▼ A(答え):BOXをタップ!
A:イチョウの名前の由来
銀杏という名前の由来はどのような経緯があったのでしょうか?
答えは ❷ でした!
- イチョウの名前の由来は?
- 1)中国語で、葉の形をアヒルの足に見立てて鴨脚と呼んでいた説
2)イチョウの語は「銀杏」が転じたものとする説
室町時代の国語辞典には銀杏の文字に「イチヤウ」と振られている。
イチヤウは銀杏の音としてギンキヤウと併記されている。
- 銀杏(ギンナン)の名前の由来は?
- 11世紀前半に鴨脚子から貢物の時、改称され銀杏になった。
銀杏の唐音であるギンアンが転訛された。
漢字名の銀杏は種子が白かった為とされている。
英語では”maidenhair tree”とも言いmaidenhairは女性の陰毛を表します。
女性の陰毛が形作る三角形から名付けられたと考えられています。
木の全体が女性の髪形に似ている為と美化した説明もあります。
イチョウにまつわる話
イチョウは民家に植えるのは忌み嫌われるという傾向があったそうです。
その為、神社仏閣の境内に植えられている事もあります。
杖銀杏
空海・親鸞・日蓮のような高僧・名僧が携えた杖を地面に刺したものが成長したというもの。
善福寺のイチョウ(東京都港区麻布善福寺)
上沢寺のオハツキイチョウ(山梨県南巨摩郡身延町)
乳イチョウ
古いイチョウの気根に触れたり削って煎じたものを飲む事で乳の出がよくなると言われていました。
気根とは地上に見えた木の根の事。
影向寺(川崎市)
苦竹のイチョウ(仙台市宮城野区)
上日寺のイチョウ(富山県氷見市)
高照寺の乳イチョウ(千葉県勝浦市)
北金ヶ沢のイチョウ(青森県西津軽郡深浦町)
子授け銀杏
東京都豊島区法明寺鬼子母神堂境内のイチョウ
女性がイチョウの木を抱き、葉や樹皮を肌につけると子宝が授かるという伝承。
銀杏城(ぎんなんじょう)と呼ばれているのは熊本城。
加藤清正が熊本城を築城した際、天守の傍にイチョウが植えられた為。
イチョウの名前の由来まとめ
イチョウには様々な由来や伝承が残っています。
東京都のマークは本当にイチョウの葉の形にそっくりです。
実際は東京の頭文字「T」がデザインされたもので単に意匠が似ているだけ。
誤解されやすいのはで山だけでなく東京都の木は「イチョウ」の為、ややこしい。
都民の殆どの人が東京都のマークはイチョウだと信じているのではないか?と思います。