- ホヤの名前の由来は?
- ホヤと名付けられた背景は?
- なぜホヤと名付けられた?
ホヤは東北以外で一般的には食卓に並ぶ事は少ないでしょう。
産地等では家庭で食される事もありますが、酒の肴の珍味メニューのひとつ。
都内でメニューにあるのは希少とも言えます。
主に東北地方の水揚げ量の多い三陸地方ではごく一般的な食材。
美味しいホヤを食すなら産地に近い方が良い。
鮮度が落ちると、お世辞にも美味いとは言えません。
ホヤとは一体どのような理由からホヤと名付けられたのでしょうか?
目次
ホヤ
ホヤは一般的に知られているマホヤのイメージが強い。
ホヤの仲間には色々な形もありバリエーションに富んでいます。
ホヤの詳細
ホヤはホヤガイ(海鞘貝、ホヤ貝)と呼ばれる事がありますが、貝類とは違います。
ホヤは尾索動物亜門ホヤ綱に属する海産動物の総称で2000種以上確認されています。
概要
餌を含む海水の入り口である入水孔と出口である出水孔を持ち、体は被嚢(ひのう)と呼ばれる組織で覆われている。 成長過程で変態する動物として知られ、幼生はオタマジャクシ様の形態を示し遊泳する。幼生は眼点、平衡器、背側神経、筋肉、脊索などの組織をもつ。 成体は海底の岩などに固着し、植物の一種とさえ誤認されるような外観を持つ。成体は、脊索動物の特徴である内柱や鰓裂をはじめ、心臓、生殖器官、神経節、消化器官などをもつ。脊椎動物に近縁であり、生物学の研究材料として有用。血液(血球中)にバナジウムを高濃度に含む種類がある(Michibata et. al., 1991など)。現在確認されている中では、体内でセルロースを生成することのできる唯一の動物であり、これは遺伝子の水平伝播を示唆していると考えられている。
出典:wikipedia
Q:ホヤの名前の由来は?
三択問題です。次の ❶ ❷ ❸ 答えはどれ?
※名前の由来には諸説・不明確なものも含まれる事をご了承ください。
- 魚の家に似ている事から。
- ランプに似ている事から。
- 家を保つという意味から。
▼ A(答え):BOXをタップ!
A:ホヤの名前の由来
ホヤという名前にはどのような由来があるのでしょうか?
答えは ❷ でした!
- ホヤの名前の由来は?
- 1)火屋に形が似ている事から。火屋はランプシェード。
2)ヤドリギ(ほや)に形が似ている事から。
マボヤは形状から「海のパイナップル」と呼ばれる。
漢字の表記では、老海鼠・富也・保夜など複数あります。
ホヤについて
ホヤが食べられている地域はどこでしょうか?
主に食されているのは北海道や東北地方になります。
養殖による生産量で宮城県のホヤが有名ですが、天然の水揚げ量は北海道等・青森県・岩手県になります。
東北以南では水揚げされていないようです。
アウトドアで使われるガスランタンなどに使われる「ホヤ」が本来の名前の主。
海のホヤが先だと思っていましたが、ランプの方が先だったようです。
ホヤは青森では七子八珍のひとつとされています。
七子八珍
七子:このこ・たらこ・すじこ・たこのこ・ほたてのこ・ましらこ・ぶりこ
魚卵などで「子」が付くもの
八珍:ほや・うに・白魚・さめ・なまこ・くりがに・がさえび・ふじつぼ
珍味といわれるもの
ホヤの名前の由来まとめ
かなり以前に都内でホヤを食べた事がありますが、二度と注文しないだろうと思いました。
できれば水揚げされる地方で食するのが良さそうですが…
東日本大震災で三陸の養殖施設はほぼ全滅したそうです。
愛好家団体「ほやほや学会」等がホヤの売り込みを強化し、
震災前は年間あたり2,000t程度だったホヤの国内出荷量は、2016年には約5,500tに増加。
輸送も良くなり新鮮な物が口に入れられそうですね。