- ヒガンバナの名前の由来は?
- 曼珠沙華の名前の由来は?
- なぜヒガンバナと名付けられた?
ヒガンバナは秋の野草の中でも目立つ草花です。
ヒガンバナはあまり良い印象がなく、不吉なイメージも強い。
名前の由来も何となく分かる名前ではありますが、それ以上に背景がありそうです。
ヒガンバナには曼珠沙華という別名もあり、ヒガンバナの名前の背景と結びつく。
あまり良い印象が無いヒガンバナという名前。
夏の終わりと秋の始まりを感じる事ができる草花です。
目次
ヒガンバナ
ヒガンバナは田んぼの畦道に咲いているのを良く見かけます。
田んぼが多く集まっている所は、まるで田んぼを囲うかのように咲いています。
ヒガンバナの群生も見られ、地面が真っ赤に染まった景色がみられる場所もあります。
ヒガンバナの詳細
ヒガンバナの球根には毒があり、その毒がモグラなどの害獣対策になり田のんぼの畦に植えられる事もあったそうです。
ヒガンバナ
学名:Lycoris(リコリス)
別名:曼珠沙華(まんじゅしゃげ)
漢字表記:彼岸花
英名:red spider lily
ヒガンバナ(彼岸花、石蒜、学名 : Lycoris radiata)は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草である。別名は曼珠沙華(マンジュシャゲ)、学名からリコリス・ラジアータとも呼ばれる。中国大陸原産で、日本列島でも道端や水田のあぜなどに群生し、秋の彼岸の頃に、花茎の先に強く反り返った鮮やかな赤い花だけを咲かせ、秋の終わりに葉が伸びて翌年の初夏に枯れるという、多年草としては珍しい性質を持っている。地下の鱗茎(球根)に強い毒性を有する有毒植物であるが、かつて救荒作物として鱗茎のデンプンを毒抜きして食べられていた。
出典:wikipedia
Q:ヒガンバナの名前の由来は?
三択問題です。次の ❶ ❷ ❸ 答えはどれ?
※名前の由来には諸説・不明確なものも含まれる事をご了承ください。
- お彼岸にぼた餅に入れる事から。
- 秋のお彼岸の頃に咲く事から。
- 川岸に咲く事から。
▼ A(答え):BOXをタップ!
A:ヒガンバナの名前の由来
ヒガンバナはその名の通り秋のお彼岸によく見られる野草です。
答えは ❷ でした!
- ヒガンバナの名前の由来は?
- 1)秋の彼岸頃、鮮やかな紅色の花が開花する事に由来。
2)毒性がある事から、食べると「彼岸=死」という事から。
曼珠沙華の名前の由来
ヒガンバナには曼珠沙華という別名もあります。
曼珠沙華とヒガンバナの名前の由来にはどのような違いがあるのでしょうか?
- 曼珠沙華の名前の由来は?
- サンスクリット語(manjusaka)
「赤い花」や「葉に先立って赤花を咲かせる」という意味から。
法華経で曼珠沙華は天上の花という意味がある。
ヒガンバナ・曼珠沙華以外の別名
国内の地方では、別名・地方名・方言による別名が1000種以上あると言われています。
ヒガンバナ・曼珠沙華の別名
葬式花(そうしきばな)
墓花(はかばな)
死人花(しびとばな)
地獄花(じごくばな)
幽霊花(ゆうれいばな)
火事花(かじばな)
蛇花(へびのはな)
剃刀花(かみそりばな)
狐花(きつねばな)
捨て子花(すてごばな)
灯籠花(とうろうばな)
天蓋花(てんがいばな)
葉見ず花見ず(はみずはなみず)
いずれもあまり良い印象を与えない名前が多いようです。
ヒガンバナの名前の由来まとめ
ヒガンバナも曼珠沙華も仏教に関連するような名前です。
お寺や墓地の周囲にヒガンバナが咲いているのを見かけるのは、このような背景から植栽されたとも言われています。
埼玉県日高市にある巾着田はヒガンバナの群生地区で、500万本のヒガンバナで木々の下が真っ赤になります。
ヒガンバナの群生も良い風景のひとつかもしれません。