- 富津の名前の由来は?
- 富津と言えば?
- なぜ富津と名付けられた?
富津は千葉県にある地名です。
富津と書いて「ふっつ」と読みます。
関東の方ならすぐ分かる千葉県の富津市ですが、地方の方は読めないかもしれません。
富津市は東京湾に面している内房の地域。
富津岬は東京湾に飛び出た岬で夏には観光客も多い場所。
富津岬の海岸からは東京湾越しの富士山が見える景勝地です。
富津はどのような名前の由来があったのでしょうか?
目次
富津
富津にはマザー牧場や富津岬・鋸山が有り、観光地としても認知されています。
富津岬から北側は京葉工業地帯で南側は南房総国定公園に指定される自然豊かなエリア。
工業地域と自然地域が二分された地域です。
富津の詳細
世界最大級の火力発電所・富津火力発電所がある事でも知られています。
海側は眺めも良く関東の富士見百景「富津市からの富士」に選定されています。
縄文時代・弥生時代からの遺跡が数多く分布し、5世紀中頃の内裏塚古墳を頂点とする古墳群があり、埴輪や金銅製品などの副葬品が出土しています。
Q:富津の名前の由来は?
三択問題です。次の ❶ ❷ ❸ 答えはどれ?
※名前の由来には諸説・不明確なものも含まれる事をご了承ください。
- 魚がよく獲れた岬。
- 布が流れてきた場所。
- 魚介類が集まる場所。
▼ A(答え):BOXをタップ!
A:富津の名前の由来
富津にはどのような名前の由来があるのでしょうか?
答えは ❷ でした!
- 富津の名前の由来は?
- 日本武尊伝説から。
日本武尊伝説により、嵐を静めるために海に入った弟橘姫の袖が海岸に流れ着いたことに由来する布流津が転じて富津になったとされている。
その他の説としては下記のようなものがあります。
古津
古い港という意味。
ほと
突き出た所の事で、富津岬の地形から。
ふつ
富津岬を刀に見立て、刀を振った際に発する音。
富津と言えば?
富津と言えば富津岬。富津岬だけでなく鋸山や東京湾観音など観光地も豊富です。
古墳も多く Google Earth などで上空から見ると前方後円墳が多くあるのが分かります。
佐貫地区は、昔ながらの建物が立ち並ぶ城下町で散策に向いています。
富津の名前の由来まとめ
日本武尊は内房での伝説が多く、地名にもなっています。
一帯の神社では関連の伝説による経緯も多いようです。
富津の伝説は日本書紀に残されています。
日本武尊が東征において、相模から上総に渡ろうとした時に嵐に遭いました。
その嵐を鎮めようとして弟橘媛が入水しました。
「いま風が起こり波が荒れて御船は沈みそうです。これはきっと海神のしわざです。賎しい私めが皇子の身代りに海に入りましょう」
言い終るとすぐ波を押しわけ海にお入りになった。
今回出てきた難しい単語のおさらい
富津の名前の由来で出てきたちょとだけ難しい単語をおさらい。
- 日本武尊
第12代景行天皇の皇子で日本古代史上の伝説的英雄。 - 弟橘媛
日本武尊の妃。