- ビスケットの名前の由来は?
- ビスケットと言えば?
- なぜビスケットと名付けられた?
ビスケットは子供から大人まで好まれるお菓子のひとつです。
古くから様々なビスケットがあり、おやつとして親しまれています。
プレーンなものからチョコレートなどが載ったものなど様々です。
菓子作りとして家庭で作る事もできるお菓子ですが、殆どは市販の物を食します。
似たものにクッキーがありますが、アメリカでは区別なく両方共にビスケットと呼びます。
イギリスでも区別しませんが両方共にクッキーと呼びます。
ビスケットはどのような名前の由来があるのでしょうか?
目次
ビスケット
ビスケットは小麦粉を主材料に焼いた洋菓子です。
小麦粉に牛乳・ショートニング・バター・砂糖などを混ぜて、サクサクした食感に焼いたものを指します。
ビスケットの詳細
ビスケットは南蛮菓子の「ビスカウト」として平戸に伝えられました。黒船来航の際に日本人にふるまわれ、好評を得ていた伝えが残っています。
また、幕末に長崎で開業していた医師、柴田方庵の「方庵日録」という日記の中にビスケットに関する記述が残されています。その内容は、水戸藩からの依頼を受けビスケットの製法をオランダ人から学び、1855年にその製法書を水戸藩に宛に送った経緯が書かれています。
市販のビスケットの表面に穴があるものが多くありますが、焼くときにビスケット内部から出る気体が、ビスケットの表面を凸凹にしてしまう為、堅いビスケットを焼く前に、小さい穴を開けて、焼く時にビスケット内部から出る気体がその穴から出るようにしています。
Q:ビスケットの名前の由来は?
三択問題です。次の ❶ ❷ ❸ 答えはどれ?
※名前の由来には諸説・不明確なものも含まれる事をご了承ください。
- 小さな穴があるという意味。
- 発案者の名前から。
- 二度焼いたパンから。
▼ A(答え):BOXをタップ!
A:ビスケットの名前の由来
ビスケットにはどのような名前の由来・語源があるのでしょうか?
答えは ❸ でした!
- ビスケットの名前の由来は?
- 二度焼いたパンの意味から
ラテン語の「二度焼いたパン」という意味の “panis biscoctus” パーニス・ビスコクトゥス。
フランス語の “biscuit” ビスキュイ。
フランス語で
bisは「2」または「2度」を意味します。
cuitは「焼く」を意味します。
合わせて「二度焼いた」という意味を表しています。
ビスケットと言えば?
ビスケットと言えば森永製菓のマリーなどが思い浮かびます。
子供用のビスコなどもビスケットですね。
市販のビスケットを2枚使って間にクリームなどを挟んだビスケットサンドも美味しい。
ビスケットの間にアイスクリームが挟まれたビスケットアイスも販売されています。
2月28日はビスケットの日とされています。
ビスケットとクッキーの違い
国内ではビスケットとクッキーの違いを定めています。
- ビスケットとは
小麦粉、糖類、食用油脂および食塩を原料とし必要により澱粉、乳製品、卵製品、膨張剤、食品添加物の原料を配合し、または、添加したものを混合機、成型機およびビスケットオーブンを使用し製造した食品をいう。 - クッキーとは
「手作り風の外観を有し、糖分、脂肪分の合計が重量百分比で40%以上のもので、嗜好に応じ、卵、乳製品、ナッツ、乾果、蜂蜜などにより製品の特徴づけをおこなって風味よく焼き上げたもの。
ビスケットの名前の由来まとめ
ビスケットには色々な種類や味がありますが、シンプルなお菓子として人気。
元々は非常食などにも使われたビスケット。
登山などに携帯すれば非常食にもなり、小腹が空いた時のおやつになります。