- アンタレスの名前の由来は?
- アンタレスと言えば?
- なぜアンタレスと名付けられた?
アンタレスはさそり座を構成する星のひとつです。
アンタレスに聞き覚えがなくてもさそり座はよく知られています。
さそり座は夏に見られる星座のひとつで、星占いにも出てくる星座です。
特徴のある形の為、比較的簡単に探す事ができます。
さそり座の中で最も明るいアンタレスは直径が太陽の680倍の大きさがあるとされています。
和名では赤星とも言われ地方によって方言が多く存在しています。
アンタレスはどのような名前の由来があるのでしょうか?
目次
アンタレス
アンタレスを含むさそり座は、天の川に大きなS字型で横たわる特徴的な形をしています。
夏の大三角と共に夏の星座として知られ南の空で確認できます。
アンタレスの詳細
アンタレス各地に名称があり方言として様々な呼び方があります。
長崎だと粟いないさん、愛媛・長野・静岡ではアカボシ、他には酒酔い星、ムギボシ等々存在します。
Q:アンタレスの名前の由来は?
三択問題です。次の ❶ ❷ ❸ 答えはどれ?
※名前の由来には諸説・不明確なものも含まれる事をご了承ください。
- 火星と仲良い星という意味。
- 火星に張り合う星という意味。
- サソリの毒針を意味する。
▼ A(答え):BOXをタップ!
A:アンタレスの名前の由来
アンタレスはどのような名前の由来・語源があるのでしょうか?
答えは ❷ でした!
- アンタレスの名前の由来は?
- 火星に張り合う星
ギリシア語名のアンタリスから。ギリシア語で「火星に拮抗する」を意味しています。
日本語での「アンチ」の語源になります。
「火星に対抗するもの」と訳されており「火星に似た」とも解釈できます。
アンタレスと言えば?
アンタレスと言えばさそり座。さそり座はギリシャ神話でも伝えられています。
さそり座のギリシャ神話
傲慢な英雄オリオーンに怒った女神ヘラ(ガイアやレトとも言われている)は、さそりを地上に送り、その毒針でオリオンを殺させた。
この功績を讃え、さそりは天に昇り星座になったとされています。
殺されたオリオーンを憐れんだ女神アルテミスはゼウスに懇願しオリーオンも星座となったとされています。
他の神話では、アポロンの息子パエトーンが天をかける太陽の馬車を強引に運転した時、サソリが馬の足刺しました。馬は制御不能になり、天と地を焼きつくしそうになり雷神ゼウスが馬車に雷を落としエリダヌス川に転落したとされています。
オリオン座の記事では上記の内容とは違う形で詳しく紹介しています。
アンタレスの名前の由来まとめ
さそり座は夏の星座で、オリオン座やカシオペア座のように形がはっきりしており見つけやすい星座です。
天の川に近いところで見え、象徴的です。
夏の夜、晴れた日に南の空で探してみてください。
今回出てきた難しい単語のおさらい
アンタレスの名前の由来で出てきたちょとだけ難しい単語をおさらい。
- 拮抗
力がほぼ等しく、お互いに張り合う事。 - アンチ
対抗・反対を意味する。