- カレイの名前の由来は?
- カレイの語源とは?
- なぜカレイと名付けられた?
カレイは平べったい魚でヒラメと見分けが難しい魚。
魚の中でも珍しい形状をしている魚です。
煮付けにしても揚げ物にしても美味しい魚。
煮物や唐揚げなどレシピも沢山あり、家庭でも食卓に並びます。
カレイは昔から大衆魚で家庭でも食べられますが、ヒラメは高価でなかなか食べられません。
目次
カレイ
カレイは日本の近海に多数の種類が生息しています。
目の位置が偏っているのが特徴で珍しい形状の魚です。
左ヒラメに右カレイ(腹部を下にした時)と言われ、見た目の判別ができるような言葉です。
実際は、例外も多いようです。
カレイの詳細
カレイは大衆魚でヒラメは高級魚というイメージも強い。
実際はカレイの種類によってはヒラメより遥かに高価なものもあります。
生態
体は平たく、両目は、ヌマガレイなどの一部の例外を除き、原則として体の右側の面に集まっている。逆にヒラメ類では、目は体の左側側面に集まる。しかし、個別の個体では偶発的に逆となる変異現象(reversal of sides)がある。両目のある側を上にして海底に横向きになり、砂や泥に潜るなどして潜む。体の目のある側は黒褐色から褐色。特有の斑点を持つものもある。この体色は体表にたくさん散らばっている色素細胞である黒色素胞(メラノフォア)の大きさを変えることにより、周囲の環境に合わせて変えることができ、保護色となる。両目のない側は白色。背ビレと尻ビレが長く、背ビレは頭部からはじまり尾ビレの根元まで、尻ビレは、頭部のそばにある小さな腹ビレから尾ビレの根元まで続く。
出典:wikipedia
Q:カレイの名前の由来
三択問題です。次の ❶ ❷ ❸ 答えはどれ?
※名前の由来には諸説・不明確なものも含まれる事をご了承ください。
- 泳ぐ姿が華麗だった事から。
- カラエイが訛ったもの。
- 発見者のカレイの名を取った。
▼ A(答え):BOXをタップ!
A:カレイの名前の由来
カレイの名前は外来語なのでしょうか?
それとも日本独特の名称なのでしょうか?
答えは ❷ でした!
- カレイの名前の由来とは?
- 1)唐鱏(からえい)=カラエイ
2)涸れ鱏(かれえい)=カレエイ
が転訛されたもの。
世界のカレイの名称
カレイは日本で唐のエイ=唐鱏(からえい)で転訛されたものですが、この平べったい魚は世界ではどのような名前なのでしょうか?
フランス語:リマンド (limande)
英語:ライトアイ・フラウンダー(righteye flounder)
カレイ目の魚をフラットフィッシュ(flatfish”)と総称し、カレイ・ヒラメをフラウンダー(flounder)と呼びます。体の右側に目が寄っているカレイ科などの魚をライト・フラウンダー(righteye flounder)ヒラメなど目が左側に寄っているものをレフト・フラウンダー(lefteye flounder)と呼んでいます。
フラウンダーだけの場合、一般的にヒラメを指すようです。
カレイは生まれた時から平ら?
カレイの幼魚は目が左右に分かれて付いており、平べったく無い。
成長とともに変態して、徐々に目が右側に移動し、体が平らになっていきます。
最終的に浮き袋が無くなって底生生物の成体になります。
カレイの名前の由来まとめ
カレイはカラエイが徐々に訛ってカレイになったようです。
ルーマニアの地名でカレイという都市がありますが、全く関係ありません。
カレイは擬態する事で天敵から身を守りながら、採餌します。砂に少しだけ潜って、砂の色や模様に擬態します。