- 急須の名前の由来は?
- 急須と言えば?
- なぜ急須と名付けられた?
急須は食卓にありお茶を入れるものです。
最近は急須を使わない家庭も多くあると思います。
お茶を注ぐ物として使用してきた急須も食堂などでしか見かけない事もあります。
旅館や蕎麦屋さんなどで使われるのもよく見かけます。
家庭ではポットなどを使う事が多くなり急須が姿を消している気もします。
急須の中に茶葉を入れるのは良いが、片付けるのが面倒です。
急須はどのような名前の由来があるのでしょうか?
目次
急須
急須の読み方は「きゅうす」
急須は小さめな物が多いのは主に玉露や煎茶などを入れる為だとされています。対して取っ手が無く上に持ち手がある土瓶は主に番茶などを入れる為、容量が大きめの物が多いようです。
急須の詳細
急須は香りを楽しむには筒型の物が良いと言われています。針状の茶葉をよく開かせるには平型の急須が良いとされています。
急須の注ぎ口に付いているチューブを付けたまま使用しているのを見かける事もありますが、このチューブは破損を防ぐための保護チューブなので購入時は取り外す必要があります。年配の方が営業する食堂などで見かける事もあります。
陶器製のものが一般的ですが、ガラス製の物もあります。
Q:急須の名前の由来は?
三択問題です。次の ❶ ❷ ❸ 答えはどれ?
※名前の由来には諸説・不明確なものも含まれる事をご了承ください。
- 回数を分けて急速に注ぐ意味。
- 早く温まる事を表す。
- 急な用に応じて用いる物。
▼ A(答え):BOXをタップ!
A:急須の名前の由来
急須はどのような名前の由来・語源があるのでしょうか?
答えは ❸ でした!
- 急須の名前の由来は?
- 急な用に応じて用いる物
急な用に応じて用いる物という意味で名付けられた物とされています。
急 = 差し迫った・緊急
須 = 須いる
江戸時代後期に上方から江戸に伝わり「急焼・急尾焼(きびしょ)」とも呼ばれていました。
急須という呼び方はは中国・呉の方言で酒を温める器を指します。
急焼・急尾焼は福建の方言で湯を沸かす器を指します。
急須と言えば?
急須と言えばお茶。湯呑みにお茶を注ぐ時は急須を使いますが、急須は古くは右利き用しかありませんが、現在は左利き用の急須も沢山販売されています。
取手による分類
持ち手で分類すると横に取っ手があるものが急須に分類されるようです。急須は取っ手が横にあるもの・ポットは取っ手が後ろにあるもの・土瓶は取っ手が上にある物と分類されています。
- 横手 = 急須
ぎ口を正面に見て、右横に取っ手がつくもの。 - 後手 = ポット
注ぎ口を正面に見て、後方に取っ手がつくもの。 - 上手 = 土瓶
本体上部に取っ手がにつくもの。
白山陶器 茶和 急須(左利き用)
急須の名前の由来まとめ
左利きの場合、急須を選ぶ必要はなく後ろに取っ手があるポットを使えば済む事です。
ただ、どうしても急須を選択したい場合も無きにしも非ず。
そのような場合は左利き用の急須を選んでも良いですね。ただ、家族に一人だけならちょっと面倒になるかもしれません。もっと言えば、旅館やホテルに急須がある場合、左利きの方は可哀想です。できれば公共の場や施設・食堂ではポットを採用するのが親切です。